巨人は４日、高橋優貴投手（２７）と鈴木康平投手（３０）に来季の契約を結ばないことを通達した。
高橋優は青森・八戸学院大から２０１８年ドラフト１位で入団。最速１５２キロの直球とスクリューを武器にしたサウスポーで、ルーキーイヤーから１８試合に登板。５勝７敗、防御率３・１９を記録した。２１年には開幕ローテーション入りし、自身初の２ケタとなる１１勝（９敗）を挙げた。
だが２２年は１勝に終わり、同年オフに左肘のクリーニング手術を受け、育成契約に。翌２３年４月に支配下に復帰したが、０勝１敗、防御率５・１４に終わった。復活を期した今季だったが、ここまで１軍登板はなく、３軍で調整する期間も長かった。
鈴木は日立製作所から、１７年ドラフト２位でオリックスに入団。２３年５月に広岡大志とのトレードで巨人に加入。昨季はリリーフとして３３試合に登板し、１勝１敗、防御率６・５９だった。今季は１軍での登板はなかった。