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大の里 巡業で“新大関・初稽古” 稽古相手を初めて指名し8番 「慣れていかないといけない」

スポーツ報知 2024年10月4日 14時59分

 大相撲の秋巡業が4日、栃木・足利市で行われた。秋場所を制した新大関・大の里(二所ノ関)は、巡業で初めて相撲を取る稽古を行った。幕内・明生(立浪)を指名し、鋭い出足から圧力で押し出した。最初の手合わせから3連勝。その後、同・竜電(高田川)とも相撲を取り、計8番で6勝2敗だった。巡業4日目で相撲とる稽古を行った理由を「しっかり調整してきた。そろそろ体を動かそうと思っていた」と明かした。

 大関になると今までの申し合い稽古とは違い、稽古相手を指名できる。会場からは注目が集まるなか、大の里はやや緊張の面持ちで土俵に上がり、「初めてだった。こういうのは慣れていかないといけない」と初々しさものぞかせた。

 5日は中高6年間を過ごした新潟で、6日は故郷・石川で巡業が行われる。「新潟のファン、石川のファンに大関・大の里をみせられたらいい」と意気込んだ。

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