日本サッカー協会は４日、なでしこジャパンのパリ五輪後初戦となる国際親善試合・韓国戦（２６日・国立）のチームスタッフを発表し、佐々木則夫女子委員長が監督代行、コーチは元日本代表ＤＦ内田篤人氏（３６）らが務めることを発表した。なおチームスタッフは、韓国戦含む今回の活動期間のみを前提とする。
なでしこジャパンはパリ五輪では準々決勝で米国に０―１と敗れ、ベスト８敗退。２０２１年１０月に就任した池田太監督は、契約満了により退任した。パリ五輪後、ＪＦＡは外国人監督を含めて新監督の選定を行ってきたが、この試合に間に合わず。佐々木女子委員長は「身近なところでなでしこを見てきた私が代行するのが、現在の状況ではベストではないかと、相談し決定した」と話した。新監督は今年１２月までの決定を目指し、選定を続けるという。
なお内田コーチについて、佐々木女子委員長は「内田くんの代表での経験、プレーヤーとして世界で戦った経験。指導者としての姿勢を見たときに、非常に熱意を持ってトレーニングされている。そこでお声がけさせていただいたら、パリ五輪を含め非常に女子にも興味がある、と言っていただいた」と経緯を明かした。