日本将棋連盟は4日、奨励会を三段で退会した中七海さんが11月1日付けで関西所属の女流棋士に転向することを発表した。
9月に26歳の年齢制限を迎えた中は、当時開催中の三段リーグで勝ち越せば特例規定で次回への参加が可能だったがかなわず、退会が決まった。
中が女流棋士への資格申請書を提出し、奨励会規定の「奨励会2級以上で退会の場合は、退会時の段級位でそのまま女流棋士の資格を得る」に従い、女流三段となる。
中は「心機一転、前向きな気持ちでがんばります。ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします」とコメントした。
神戸市出身、井上慶太九段門下。趣味は読書。