俳優の高良健吾（３６）が、歌手の田原俊彦（６３）の長女で女優・タレントの田原可南子（３０）との結婚を４日、所属事務所を通じて報告した。田原は第１子を妊娠しており、来春に出産を予定している。
まさに“ビッグ”なファミリーの誕生だ。高良は、田原との直筆署名入りの文書を報道各社に送付し「私たち、高良健吾、田原可南子は結婚いたします」と報告。スポーツ報知の取材では２人は数年前からの知人で、約２年ほど前から真剣交際に発展したといい、めでたく結婚の運びとなった。
高良は文書で「気づけば、彼女の明るさや、おおらかさ、人としての温かさに、これまで幾度となく救われてまいりました」と思いを告白。「今年は俳優を始めて２０年目の年です。どういう俳優でありたいか以上に、これからの人生をどう生きていくかを考える時間がありました。そんな中、いつも味方でいてくれる可南子さんとの未来を想像しました。彼女となら、共に成長し、面白い人生にし合えると思いました」とつづった。
さらに「そして二人にとって、何よりもうれしいことは、新しい命を授かることができたということです。これからは、新しい命を大切に、共に力を合わせて家族を築いていきます」と子どもを授かったことを報告。「これまで二人を応援し、支えていただいた皆様に、心から感謝をお伝えいたします。まだまだ未熟な二人ではありますが、今後とも温かく見守っていただければ幸いです」と結んだ。
田原と父・トシちゃんとは仲良し親子で知られ、ＳＮＳにツーショットを掲載することも。父は今年デビュー４５周年を迎えているが、娘の結婚、来春に初孫誕生という慶事が待ち受ける。くしくもこの日「１０・４」は語呂合わせで「トシの日」として、トシちゃん本人も大切にしている特別な日。関係者によると結婚報告が重なったのは偶然で、トシの日との関連はないという。
◆田原俊彦、結婚＆初孫語らず 〇…田原俊彦は公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで「１０月４日＝トシの日」にちなんだ生配信を行った。２０００人以上が視聴。コメント欄には祝福が多数寄せられたが「『おめでとう』が多いんだよね。何かあった？」「オレ結婚したのか？ 独身のはずだけどな」など直接の言及は避けた。初孫になるが「何だ、『おじいちゃんになる』って。もう、おじいちゃんだよ！ 後期高齢者だよ」と最後までボケ倒した。
◆田原 可南子（たはら・かなこ）１９９４年２月１４日、東京都生まれ。３０歳。「綾乃美花」の芸名で活動を始め、２０１１年の「ミスマガジン」で準グランプリを受賞。同年、メ～テレ（名古屋テレビ）のドラマ「もっと熱いぞ！猫ヶ谷！」で女優デビュー。主な出演作に映画「悪の教典」、日テレ系「架空ＯＬ日記」など。１５年に改名し本名での活動をスタート。タレントとしてもバラエティー番組への出演多数。趣味は旅行、読書。身長１５８センチ。
◆高良 健吾（こうら・けんご）１９８７年１１月１２日、熊本市生まれ。３６歳。高校時代に地元でスカウトされ、２００５年に日本テレビ系「ごくせん」で俳優デビュー。１０年「おにいちゃんのハナビ」で映画初主演。１３年主演映画「横道世之介」でブルーリボン賞主演男優賞を受賞。主な作品は映画「蛇にピアス」、フジ系「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、ＮＨＫ大河ドラマ「青天を衝け」など。趣味は旅と自転車。身長１７６センチ。