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【阪神】出て来い“金の卵” 嶌村聡球団本部長「実施してよかった」今オフも海外で入団テスト実施 

スポーツ報知 2024年10月5日 5時0分

 阪神が今オフもドミニカ共和国での入団テストを実施することが4日、分かった。今年1月に初めて海外で行ったトライアウト。ベタンセスとマルティネスが育成選手として入団し、嶌村聡球団本部長(57)は「続けていきたい」と語っていた。2人は順調に技術を吸収しており、同本部長はシーズン中にも「実施してよかった」と評価。近い将来の戦力となる“金の卵”の発掘への挑戦を続ける。

 第1回は同国、ベネズエラなどから70人以上が参加。藤川球団本部付SAも“スカウト”として現地に足を運んだ。メジャーの下部組織を経験し、数年後の開花が狙える選手を集めたが、改善点は開催時期だった。合格者の来日は3月下旬。春季キャンプに参加するためにも、今回は年内の実施を目指している。

 今季は2年連続のリーグ制覇こそ逃したものの、優勝した昨季同様、生え抜き中心の戦力で終盤まで優勝争いを展開した。近年はドラフトの成功が目を引くが、球団関係者によると、24日のドラフト会議では過去7年と同様に育成選手の指名も予定。岡田監督は今季限りでの退任が決まっており、藤川氏が後任候補に挙がっているが、常勝軍団形成へ、いかなる体制でも育成重視は継続する。

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