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山本由伸がポストシーズン初戦先発へ…登板日変更は「昨日の練習前に監督から」「とにかく勝つことに集中」

スポーツ報知 2024年10月5日 9時48分

 ドジャースの山本由伸投手(26)が4日(日本時間5日)、翌5日(同6日)に控えたポストシーズン初戦となる地区シリーズ(3戦先勝)第1戦の本拠地・パドレス戦への先発へ向けて、ドジャースタジアム内で会見を行った。

 登板前日となった山本。2戦目予定から1戦目への変更は「昨日の練習前に監督と話をして、伝えられました」。WBCなどビッグゲームの経験豊富だが「とにかく勝つことに集中して、明日の試合に向けて、 よりいい状態で試合を迎えられるように。こっちでのプレーは初めてなので、今まで何度か大事な試合は登板してますけど、また新しい気持ちで。とにかく全力で頑張りたいと思います」と大一番へ向けて決意を語った。

 メジャー1年目だった今季の山本は、18登板で7勝2敗、防御率3・00。3月21日の開幕2戦目でデビューを飾るなど、先発の中心となってチームの12年連続ポストシーズン進出、3年連続地区優勝を支えた。6月には右肩を痛めて約3か月離脱。9月に復帰してからは、体調不良も重なってまだ80球以上を投げておらず、4登板で1勝無敗、防御率3・38だが、地区シリーズ初戦の先発を託された。

 ドジャースの先発陣はチーム最多11勝のストーン、同2位で開幕投手の9勝グラスノー、通算212勝のカーショーらが故障で離脱して苦しい台所事情。当初は1、2戦目はフラーティ、山本の順で先発することをロバーツ監督が明らかにしていたが、第5戦までもつれた場合に山本を中5日で投入できることなどから、3日(同4日)に急きょフリードマン編成本部長が、登板の順番を入れ替えて山本に初戦を託すことを明かした。

 ドジャースはポストシーズンで22年の地区シリーズ第2戦から6連敗中。山本はパドレス戦で3月のメジャー初登板で1回5失点KOになるなど2登板で防御率12・00と苦しんできたが、20年以来4年ぶりのワールドシリーズ制覇へ勢いをつけるべく、初戦の先発のマウンドに上がる。

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