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千賀滉大、大一番での先発へ意気込み「信じてくれたチームに応える」…先発告知には「ビックリした」

スポーツ報知 2024年10月5日 7時6分

 メッツの千賀滉大投手(31)が4日(日本時間5日)、会見を行い、5日(同6日)の地区シリーズ初戦となる敵地・フィリーズ戦で先発する意気込みを語った。

 千賀は先発することを「水曜日(2日=日本時間3日)」に伝えられたと明かし、「(リハビリの)プロセスは色んな困難なことがあったけど、状態を上げるマネージングはできたかな、という感じです」と話した。またメンドーサ監督からは「基本的に『お前が投げられるなら、いつでも使うよ』と1年間言われてきたので、それがここにきて、そうなった」と明かした。

 現在の状態については「体に不安なくボールを投げられることと、自分の球をどれだけ操れるかというところに関して自分の中のラインがあって、そのラインを超えたと思います。思い切り投げられる」と言い切った。また5日(同6日)の先発について、対戦相手に情報を与えたくないとしたうえで「10球で終わりと言われたら10球投げるだけだし、200球と言われたら200球投げるだけ」と不敵に笑みを見せていた。

 また先発を伝えられた時の心境について「ビックリした」と正直に答えた千賀。「シーズン中に投げていない投手がシリーズで投げるということに僕自身も疑問はあったが、やはりチームが(自分を)信じてくれたという事に対して、それに応えるだけだと思っています」と語った。

 今季は右肩痛で開幕からリハビリ生活。7月26日(同27日)のブレーブス戦で、6回途中2失点で今季初勝利&日米通算100勝目をマークしていたが、6回に左足を痛めて緊急降板した。左ふくらはぎ重度の肉離れのため、60日間の負傷者リスト(IL)に再び入り、ポストシーズンでの登板へ向けてリハビリを懸命に続けてきた。今季は1勝0敗、防御率3・38で5回1/3を投げただけ。それでも信頼は厚く、地区シリーズ初戦という大一番の先発を託された。

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