Infoseek 楽天

大谷翔平が口にした初PSへの自信「必ず結果は出る」「小さい頃から練習してきてます」「そうなった時に…」

スポーツ報知 2024年10月5日 12時52分

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が4日(日本時間5日)、あす5日(同6日)に控えたポストシーズン初戦となる地区シリーズ(3戦先勝)第1戦の本拠地・パドレス戦へ向けて、ドジャースタジアム内で会見を行った。

 メジャー7年目で初めて迎えるポストシーズンの舞台。対するパドレスは1、2日(同2、3日)のワイルドカードシリーズでブレーブスに2連勝と勢いに乗っているが、ドジャースは9月29日(同30日)のレギュラーシーズン最終戦から5日間の休養となった。休養は取れたが、実戦感覚を心配する声もあるが、連日実戦形式で紅白戦などを実施してきたとあって「みんなシーズンの疲れはもちろんあると思いますし、逆に言えば、今までの1週間で多少疲れという意味では取れてるとは思う。実戦の感覚っていうのが一番大事かなと思うので、そこさえしっかり養えていれば、必ず結果は出るんじゃないかなと、みんなそうじゃないかなと思います」と自信をのぞかせた。

 初の大舞台。現地記者から「初めてで緊張はあるか?」と質問が飛ぶと、通訳が訳す前に「NO!」と即答して、報道陣の笑いを誘った。その要因を問われると「そのためにやっぱり小さい頃から練習してきてますし、こういう舞台でプレーしたいっていう思いで、やってきてはいるので。そこが一番、やっぱりその楽しみだなっていうことが、どちらかというと今は大きいですかね」と思いを口にした。

 ドジャースは2年連続で敗退している地区シリーズという鬼門。昨季はベッツ、フリーマンという主力がブレーキになった過去があるが「今の段階であんまり(マイナスのことを考えることは)ないです。そうなった時に考えればいいなと思うんで、もちろん打てることもあれば、打てないこともありますし、それを次に引きずらないことが一番かなと。特に短期決戦のチームとして、それが大事なんじゃないかなと思います」と胸を張った。

 大谷は昨オフに、10年総額7億ドル(約1022億円=契約発表時のレート)でドジャース入り。昨年9月に右肘手術を受けた影響で今季は打者に専念となったが、圧巻の成績を残した。自己最多159試合に出場。54本塁打と130打点の2冠王に輝き、打率3割1分も4厘差の2位で、3冠王も最終戦まで争った。さらにメジャー史上初めて「50本塁打&50盗塁」の偉業も達成。最終的には「54本塁打&59盗塁」まで数字を伸ばし、歴史的なシーズンになった。そして、エンゼルス時代の6年間は届かなかったポストシーズンの舞台に駒を進めた。

 あす5日(同6日)の第1戦のパドレスの先発はD・シース投手(28)。今季は4打数1安打で本塁打はなかったが、21、23年に1本ずつ本塁打を放っており、通算の対戦成績は15打数4安打の打率2割6分7厘だ。第2戦はダルビッシュ有投手(38)が先発する見込みで、大舞台で日本ハム背番号「11」対決が実現する。今季の開幕戦で日米通じて初対戦。今季は5打数1安打と抑え込まれた。今季のパドレス戦は、46打数15安打の打率3割2分6厘と悪くない数字を残したが、1本塁打7打点のみと、ホームランはやや少なかった。

この記事の関連ニュース