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中谷潤人が12ラウンドのスパー敢行 8大決戦の“大トリ”に「最後の最後、いいところを見せたい」

スポーツ報知 2024年10月5日 14時56分

◆プロボクシング ▽WBC世界バンタム級(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者・中谷潤人―同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ▽WBO世界フライ級(50・8キロ以下)タイトルマッチ12回戦 王者アンソニー・オラスクアガ―同級1位ジョナサン・ゴンサレス(10月14日、東京・有明アリーナ)

 WBC世界バンタム級王者・中谷潤人(M・T)が5日、神奈川・相模原市のM・Tジムで、同級1位ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)との2度目の防衛戦に向けたスパーリングを実施。試合まであと9日となったが、関係者によると、この日は日本フライ級6位で日本同級ユース王者・野上翔(RK蒲田)らを相手に12ラウンドを行ったという。

 減量が進み、疲労はピークだが、ラウンドごとに接近戦や距離を取っての打ち合い、ジャブだけ放つなどテーマを持って臨んだといいう。同じ日に初防衛戦に臨むWBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米国/帝拳)も2022年の全日本バンタム級新人王で日本同級6位の梅津奨利(三谷大和スポーツ)ら相手にスパーリング。オーソドックスの梅津は、オラスクアガの相手ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)に合わせて左に構えて対応したという。

 日本ボクシング史上最大となる、2日間で7大世界戦と那須川天心(帝拳)のタイトル初挑戦(WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ)という8大決戦が行われる10月13、14の両日。4日には試合順が発表され、中谷―ペッチ戦は第2日の14日のメインイベントに決まった。中谷が8大タイトルマッチの大トリを務めることになったのだ。

 「減量もだいぶ落ちてきたので研ぎ澄まされているという感覚がすごくある。だんだんとおなかが減っていくにつれて楽しみになっている」とコメントした中谷は、14日のメインを務めることに対しては「みんな、個人個人が、自分のやるべきことを達成しようと思って頑張っていて、僕もその一部と考えている。順番的に最後になっただけです」と冷静。ただ、見てくれるファンが「最後のご褒美じゃないけど、最後の最後にしっかり、いいところを見せて満足してもらえたらなと思う。最後に楽しんでもらえたら、うれしい」と意欲は隠さなかった。

 ペッチは77戦76勝(53KO)1敗を誇るサウスポー。中谷が左構えの選手と対戦するのは、2019年6月のフィリッピ・ルイス・クエルド(フィリピン)以来、約5年4か月ぶりとなるが、9月の米国合宿ではほぼサウスポー相手に約160ラウンドのスパーリングを実施。先月26日の帰国後も実戦練習を重ね、この日は2度目の12ラウンドで、すでに50ラウンド、のべ200ラウンドは突破した。さらに週明けの7日など、記者会見前日までスパーリングを行うという。中谷は「本当に良い感じで調整できていて、仕上がってきている。ノックアウトできるイメージもだんだん上がってきています」と、KOへの手応えがさらに強くなったようだ。

 戦績は26歳の中谷が28戦全勝(21KO)、30歳のペッチが76勝(53KO)1敗、25歳のオラスクアガは7勝(5KO)1敗、33歳のゴンサレスが28勝(14KO)3敗1分け。

 試合はPrime Videoで生配信される。

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