◆東京六大学野球秋季リーグ戦第4週第1日▽東大-慶大(5日・神宮)
慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)が“レジェンドジュニア対決”で同点打を放った。
1点を追う3回無死満塁のチャンス、先発した東大のサブマリン・渡辺向輝(3年=海城)の初球109キロをセンター前に運び、同点に追いついた。雨が降る中、客席で傘をさして見守った父・和博さんをうならせるクリーンヒットだった。
渡辺の父は2006年、2009年のWBCで日本代表にも選出され、ロッテでプロ通算87勝を挙げて活躍した渡辺俊介さん。偉大な父とうり二つのアンダースローで、エース格として奮闘している。