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【阪神】掛布雅之氏が戦友・岡田彰布監督の退任に疑問を投げかけて「寂しい」 自身のYouTubeで

スポーツ報知 2024年10月5日 21時9分

 阪神OBの掛布雅之氏(69)=スポーツ報知評論家=が5日、自身のYouTubeチャンネル「掛布雅之の憧球」を更新し、阪神・岡田彰布監督(66)の退任に関して言及した。「仲間ですから、岡田監督はね。あえて岡田って言わせてもらうけども、一緒に戦ってきた岡田がですよ、こういう形でユニホームを脱ぐのは、すごい寂しいんだよね」と、日本一に輝いた1985年にクリーンアップを組んだ戦友としての熱い思いを語った。

 昨季、阪神を38年ぶりの日本一に導いた岡田監督はレギュラーシーズン2位で2年契約が終了し、今季限りでの退任が明らかになっている。掛布氏は「タイガースの内側というのは僕らは見えません」と前置きしながら、「ファンの方々も(こういう形で)ユニホームを脱ぐことに納得していないんじゃないか」と疑問を呈した。

 さらに「いろんな報道を見たり聞いたりしていますと、やはり来年の契約は(最初から)ほぼなかったかのように報道されている」と指摘。「球団の方が『来年、監督どうされますか? もう1年やってください』とお願いするべきだと思う。それで岡田監督が『いや、ちょっと体の方がしんどいんです』と。そういうのであれば僕は分かる。こういう形で変わると、次にやる監督もすごくやりづらい」と、進退に関しては続投要請をした上で、指揮官の意向を優先するべきと力説した。

 まだ、クライマックスシリーズを勝ち上がっての2年連続日本一が残っている。掛布氏は最後に「岡田監督が率いる阪神タイガースにグラウンドで本当に勝負をさせてくださいと、最後の勝負をして日本一になってくださいという、そういう環境、空気感を球団の方たちが作ってあげてですね、戦わせてあげる。それで、きれいな形でユニホームを脱いでもらうことが大切」と、球団が全力でバックアップして有終の美を飾ることを期待。「嫌な阪神を思い出すようなユニホームの脱がせ方だけは絶対しないでくれということをお願いしたい」と切望した。

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