左手首骨折からの復帰を目指す巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手が５日、ジャイアンツ球場の室内練習場で約２か月ぶりに硬式球を使った打撃練習を行った。
前日３日に両手を使った打撃練習を再開し、柔らかいボールを使って４１球を打ち返していた助っ人。この日は柔らかいボールを約２０球打った後、硬式球を使って４４スイング。５０～６０％の力の入れ具合で中堅方向を中心に鋭い打球を飛ばし、「柔らかい球で問題がなかったので、次のステップとして硬式球を打ってみた。久しぶりに両手でスイングしたので、ちょっと感覚的な違和感はあったけど、けがに対しては今のところは問題なかった」と振り返った。
今後は患部の状態を確認しつつ、リハビリの段階を上げていく。「お医者さんやトレーナーさんに言われた計画通りにまず取り組むことが目標。それでうまくいけば、日本シリーズを目指して間に合えば一番いいのかなと思う。まず計画通りにちゃんとできることを最優先したい」と語った。