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渡辺雄太“Bリーグデビュー”で16得点、8リバウンド 宇都宮に91―84で勝利 延長戦の大激戦制す

スポーツ報知 2024年10月5日 16時34分

◆プロバスケットボール▽りそなBリーグ 第1節 千葉J91―84宇都宮(5日、千葉・ららアリーナ東京ベイ)

 世界最高峰のNBAで6シーズンをプレーし、今季から千葉Jに新加入した渡辺雄太が、Bリーグデビューを飾った。宇都宮戦に先発出場し、16得点、8リバウンド、1アシストを記録した。チームは延長の末、91―84で勝利した。

 第1クオーター(Q)、渡辺は残り7分11秒に3ポイントシュート(3P)を沈めて初得点を挙げると、ドライブからジャンプシュートも成功。第2Qには、ゴール下でバスケットカウントを獲得し、雄たけび。同Q終盤にも3Pを決めて、前半で11得点をマークした。チームは45―32で折り返した。

 第3Q、千葉Jは宇都宮に猛追を許し、最大23点差を3点差まで詰められた。59―56で迎えた最終第4Qは、1ケタ差で一進一退の攻防が続く。最後は千葉Jが残り4秒まで77―74とリードしていたが、宇都宮で昨季MVPのニュービルが劇的3Pを決めて同点に。延長戦に突入した。

 最後は千葉Jが一気に得点を重ねて、勝利。渡辺も、ジャンプシュートやうまくファウルを誘ってフリースローを獲得するなどした。

 渡辺は9月15日に新本拠地・ららアリーナ東京ベイで開催されたSR渋谷とのプレシーズンマッチで一足先に“デビュー”し、15分44秒出場して7得点。次は9月21日の天皇杯2次ラウンド1回戦の鹿児島戦で移籍後初の“公式戦デビュー”を果たした。

 今オフには渡辺を巡り、約20チームが動いた史上最大規模の“争奪戦”が繰り広げられ、最終的には千葉Jが獲得。8月下旬に行われた会見で渡辺は、「どのチームも魅力的なオファーをくださった」と感謝し、その中で「どこよりも千葉Jが熱量をくださったかなと感じている。このユニホームを着てプレーできることは光栄。優勝を目指して頑張っていきたい」と語っていた。

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