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巨人・ヘルナンデス、2か月ぶりに硬式球を使い打撃練習 リハビリ最優先も日本シリーズに「間に合えば一番いい」

スポーツ報知 2024年10月6日 6時30分

 左手首骨折からの復帰を目指す巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)が5日、G球場の室内練習場で約2か月ぶりに硬式球を使った打撃練習を行った。「自分でもこんなに(回復が)早くなると思っていなかったので、正直びっくりしている。先生、トレーナーさん、いろんな方がサポートしてくれたおかげ」と感謝した。

 3日に両手を使った打撃練習を再開し、軟らかい球を41球を打ち返したが、この日はトスされた軟らかい球を約20球打った後、硬式球に切り替えて44スイング。50~60%の力感で中堅方向に鋭い打球を飛ばしただけでなく、実戦を想定してわざと空振りし、患部への負荷を確かめる場面もあった。「ちょっと感覚的な違和感はあったけど、けがに対しては今のところ問題なかった」と明るい表情で振り返った。

 今後はリハビリを計画通りに進めることを「最優先」としつつ、ポストシーズンでの復帰も見据えている。「うまくいけば日本シリーズを目指して、間に合えば一番いいのかなと思う」。大一番で再びチームの力になるために、状態を上げていく。(小島 和之)

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