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山本由伸が明かすWBC世界一と大谷翔平秘話 きょう地区シリーズ初戦先発

スポーツ報知 2024年10月6日 1時40分

 ドジャース・山本由伸投手(26)が4日(日本時間5日)、大谷と共闘して世界一を目指すことを誓った。地区シリーズ初戦先発へ向け、「とにかく責任を持って全力で投げたい」と気合を入れた。

 打の主役が大谷なら、投手を引っ張るのは山本だ。第2戦の先発が予定されていたが、前日3日(同4日)の練習前に中5日で第5戦の登板を見据えるために変更。「多少ビックリするところもあった」と言うが、気持ちを切り替えた。

 PS開幕投手という大役へ、ブルペンで軽めの投球練習で最終調整。大舞台で頼りにするのは大谷の背中だ。昨年3月、WBCでは大谷効果で頂点に立った。「すごくリーダーシップもあって、みんなが『いけるぞ!』と言う気持ちにさせてくれたのは翔平さん。すごくチームを引っ張ってもらったのは覚えています」

 大谷も山本との共闘に目を輝かせた。「やっぱうれしいですね。由伸が(ド軍に)来てくれたのもですし、けがもあって悔しいシーズンだったと思いますけど、PSの1戦目に先発するのは、信頼を得てる証拠。自信を持っていいと思いますし、その試合で一緒に出るっていうのは特別かなと思います」と心境を吐露した。

 9月に右肩痛から約3か月ぶりに復帰した山本は、体調不良も重なり80球以上の登板はなく復帰後は4登板で防御率は3・38。パドレス戦は2登板で防御率12・00。だが、逃げるわけにはいかない。「終わった後に楽しかったと思えるような結果になれば」。1回表、山本の1球目から、ドジャースの頂点への道が始まる。(安藤 宏太)

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