歌手・吉川晃司（５９）が５日、神奈川・相模女子大学グリーンホールでデビュー４０周年記念ツアー（２４か所２６公演）の初日公演を開催した。
「晃司コール」を全身に浴びながら、２１年ぶりとなる同会場でのライブに思いをはせた。「４０周年の初日です、めでたいです！ 目いっぱい楽しんでいってね！」。来年には還暦を迎えるとは思えないムキムキの肉体で、キレキレのステップとダンスを披露。最近も筋トレを行っているようで、「格闘家の方々と一緒にトレーニングを積んでいる。だから、ライブ中は息は上がらない。でもさ、肩がパンパンで、衣装が入らない。破けないようにしないと」と笑わせた。
吉川は今年１月、外傷性白内障の手術を受けた。医師から激しい運動は注意するよう通告されたが、ライブでは、頭上につるしたシンバルを右足で蹴り上げる代名詞ともいえる「シンバルキック」も堂々披露した。ライブ序盤から成功させると、会場は大盛り上がり。合計３回成功させた。「当たって良かったよ」と一安心しながらも、「アクセル」「ＬＡ ＶＩＥ ＥＮ ＲＯＳＥ」など２２曲を披露した。