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【大学野球】元ロッテの父とフォーム激似 東大のサブマリン・渡辺向輝が慶大・清原正吾との“ジュニア対決”に惜敗

スポーツ報知 2024年10月5日 21時58分

◆東京六大学野球秋季リーグ戦第4週第1日▽慶大5-3東大(5日・神宮)

 東大は、元ロッテ投手で現在は社会人野球・日本製鉄かずさマジックの監督を務める渡辺俊介さん(48)の長男・渡辺向輝投手(3年=海城)が先発。レジェンド・清原和博さん(57)を父に持つ慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)には3回に同点打を浴びるなど、4回途中を4安打5四死球、4失点で今季2敗目を喫した。

 絶え間なく降り注ぐ雨。父と投球フォームが激似のサブマリン・渡辺はぬかるむマウンドに苦しんだ。9月21日の明大1回戦では先発し、強力打線を相手に8回4安打無失点の快投を見せるなど躍進著しいが、この日は初回に3点の援護を得ながらも、本領発揮とはならなかった。

 清原とは8月下旬にエスコンフィールドで行われた東京六大学オールスター戦の際、一緒に食事をするなど親交を深めた間柄。春先には「もし清原選手と対戦して打たれてしまったら、確実にネットでバズるじゃないですか。話題になってしまうので、対戦することがあれば絶対に抑えないと、と思っています」と意気込んでいたが、3回無死満塁では中前にタイムリーを浴びた。この日の苦い黒星は必ず、明日への良薬に変える。(加藤 弘士)

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