Infoseek 楽天

【日本ハム】新庄監督がバッテリーにチクリ「万波君をレフトにした意図を」途中交代の水野達稀にも言及

スポーツ報知 2024年10月5日 22時56分

◆パ・リーグ 楽天2―3日本ハム(5日・楽天モバイル)

 日本ハム・新庄剛志監督がイニング途中での守備変更の意図をくみ取れなかった若手バッテリーに苦言を呈した。

 1点リードの6回1死二、三塁。打席に左の渡辺佳が入ったところで、中堅手の万波を左翼に就かせた。指揮官は「(捕手の)田宮くん、(投手の)金村くん。俺が万波くんをレフトに持っていった意図を」と指摘。「例えばフォークを、低めのアウトコース(に)ね。やっぱり(逆方向に)流す打球って力のない打球(になる)。詰まってもパワーが伝わるのは、高め(の球)、(引っ張りの)ライト方向なので。当てさせるような打球を(打たせないと)」と振り返った。

 この打席は結局、内角高めのカットボールを引っ張られて同点の右犠飛とされた。強肩の万波を左翼に置いていただけに「前進守備を敷いてるから、あそこはゴロが1番ベストなんですけど、(勝負球は)インコース高め…。そりゃあ、そこに打たれます」。1点差で勝利したが、短期決戦を見据えて24歳の同学年バッテリーのさらなる成長を求めた。

 また、スタメンに名を連ねながら2回で途中交代した水野については「ちょっと鼻とノドがおかしそうだなと思って、聞いたら、やっぱおかしかったので。もう途中で帰して『早く治してくれ』と」と説明した。

この記事の関連ニュース