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昨季リーグ王者・神戸が関西ダービー制してクラブ初の同一シーズン6連勝! 京都エリアスは10戦10得点

スポーツ報知 2024年10月6日 16時17分

 ◆明治安田J1リーグ▽第33節 京都2―3神戸(6日・京都サンガスタジアム)

 神戸が暫定首位に立った。2―2の後半38分にFWパトリッキが勝ち越しゴールを挙げ、同一シーズンではクラブ史上初の6連勝を記録。京都は2点ビハインドから一時同点に追いついたが、力尽きた。今季は4月27日の対戦では1―0で京都が勝利していたが、神戸がリベンジを果たした。

 神戸は前半5分、MF井出遥也が左ふともも裏を押さえながらピッチに座り込むと、そのまま負傷交代。同7分にMF佐々木大樹が途中出場した。不穏な空気が流れたが、エースが先制弾で払拭した。

 前半17分、DF初瀬亮の左サイドからのクロスに元日本代表FW大迫勇也が右足を合わせ、ネットを揺らした。4試合ぶりのゴールでチームトップタイの11ゴール目。同MF武藤嘉紀と並んだ。

 その後、前半アディショナルタイム5分、左サイドでのFKを獲得。DF初瀬のクロスに佐々木が頭を合わせ、ゴール右下へ。途中出場ながら、前半のラストプレーで大きな追加点をあげた。

 J1残留争いから脱出したい京都は2点を追う後半に、圧倒的なプレーを見せた。開始2分、FWエリアスがペナルティーエリア手前から左足を振り抜き、今季10ゴール目。10試合で2ケタ得点に到達した。流れを呼び込んだ京都は後半14分、ゴール前で神戸DF酒井高徳がクリアしたボールにFWマルコトゥーリオがダイレクトで右足をを振り抜き、同点ゴールを決めた。

 神戸がチャンスを逃さなかった。2―2の後半38分、左CKからの攻撃で、最後はゴール前にいたFWパトリッキが右足でネットを揺らした。今季初ゴールが決勝ゴール。途中出場の選手が奮闘し、神戸は6連勝とした。

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