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【高校野球】大社は初戦敗退 エース馬庭優太が明徳義塾に6回途中7失点 “旋風”再来ならず

スポーツ報知 2024年10月6日 17時50分

◆国民スポーツ大会 高校野球硬式 ▽1回戦 明徳義塾7―4大社(6日・佐賀県立森林公園野球場)

 夏の甲子園で8強入りした大社(島根)は、同16強の明徳義塾(高知)に敗れ、準決勝進出はならなかった。

 大社は、3回に敵失も絡み先取点を奪ったが、エース左腕・馬庭優太(3年)が4回に連打を浴び3失点。6回にもつかまり、6回2/3を11安打7失点で降板した。打線は6、7、8回に1点ずつ返したが、それ以上の反撃はならなかった。

 今夏の甲子園では初戦で、2年連続センバツ準優勝の報徳学園(兵庫)を破り、2回戦で創成館(長崎)、3回戦で早実(西東京)を連破。準々決勝で神村学園(鹿児島)に敗れたが、史上最長ブランクとなる93年ぶりの8強入りで“大社旋風”と話題になった。

 夏の聖地で492球を投げ抜いた馬庭は、迎えた今チーム最後の国体でも115球を力投。「この大会が最後で、全員分かってやっていたけど、終わってみるとやっぱり寂しい部分がある。もう1回甲子園でプレーしたい気持ちもある」。甲子園で注目された左腕は今後、大学進学予定とし、最終的なプロ入りを掲げ、さらなる成長を目指す。

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