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【高校野球】錦城、昨秋準Vの創価に3―0で勝利 左腕・宮地晴大が完封&決勝タイムリー

スポーツ報知 2024年10月6日 22時7分

◆秋季高校野球東京大会▽1回戦 錦城 3―0 創価(6日、コトブキヤスタジアム)

 錦城が創価を3―0で下し、2回戦進出を決めた。

 先発左腕の宮地晴大(2年)が、散発8安打で完封。昨秋準優勝の創価に対し、三塁を踏ませなかった。5番に入った打席でも2回無死三塁、中前適時打で先制点を挙げた。チームは8回にも押し出し四球、小関陽佑(2年)の右前適時打で追加点。雨の影響もあって3日前からほとんど練習はできていなかったが、危なげなく試合を運んだ。

 前チームから経験を積んできた宮地は、マウンドで冷静なピッチングを披露した。最速は120キロほどだが、緩急をうまく使いアウトを重ねていく。9回途中に「力が入ってしまった」と右足をつりながらも完投。普段の試合から投球イニングは自身が決めているというが、「今日は自分が9回投げないとなって。先制点を取れて優位に立てたので、少し気が楽になった」とうなずいた。夏以降は、「ギアを上げた時コントロールが乱れるので、ブレを少なくすることを意識してきた」と課題と向き合ってきた。

 次戦(14日)は今夏西東京準Vの日大三と対戦。新チームでエースナンバーを託された左腕は、「今日と同じようなピッチングができれば。あまり考えすぎないタイプなので、気負わずにいきたい」と自然体で挑む。(雑誌『報知高校野球』取材班)

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