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神戸、クラブ史上初の快挙で勝ち点1差2位ピタリ…大迫先制弾で勢い 吉田孝行監督「記録はどんどん更新しないと」

スポーツ報知 2024年10月7日 6時25分

 2位の神戸は3―2で京都に競り勝ち、クラブ史上初の同一シーズン6連勝を飾った。元日本代表FW大迫勇也(34)の先制弾を始め、チームは3得点。首位の広島が磐田に2―1で勝利し、首位浮上はならなかったが、広島との勝ち点1差をキープした。

 昨季王者の強さを物語る6連勝だ。前半17分、DF初瀬の左クロスにFW大迫が右足を合わせて先制。後半は同点に追いつかれたが、同38分にFWジェアンパトリッキが勝ち越しゴールを決め、クラブ初となる同一シーズン6連勝を達成した。チームトップタイの11得点を挙げた大迫は「勝って修正と引き分けはまた違うから、勝ててよかった」と安ど。吉田孝行監督(47)は「記録はどんどん更新していかないと」と胸を張った。

 過密日程の7連戦を全員で乗り越えた。9月13日のC大阪戦(ノエスタ)からこの日までACL2試合、天皇杯1試合を含む7連戦を6勝1分け。指揮官は「7連戦は本当に日程的にも苦しかった」と吐露。それでも「勝っているからこそ、苦しみも、楽しみに変えられた部分はある」と負けない神戸を率いてきた。

 チームは首位・広島と勝ち点1差のまま、2位をキープ。Wタイトルを狙う27日の天皇杯準決勝は接戦となった京都と対戦する。「頭も体も休めて、今回の連戦みたいな結果になるように頑張っていきたい」と吉田監督。クラブ初の連覇へ向け、史上最強の神戸は歩みを止めない。(森脇 瑠香)

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