◆イタリアセリエＡ▽第７節 ボローニャ０―０パルマ（６日・レナート・ダッラーラ）
イタリアセリエＡ初の日本人ＧＫとして今夏加入したパルマの日本代表ＧＫ鈴木彩艶が、加入後初の無失点試合で、チームの０―０引き分けに貢献した。
３試合連続先発出場した一戦は、前半は０―０で折り返したが、後半７分に味方ＤＦが一発退場してから相手に一方的に攻め込まれる展開に。それでも守備陣が球際で体を張ったプレーを見せると、枠内に飛んできたシュートはＧＫ鈴木が何度もセーブ。飛び出してハイボールを処理する場面もあり、後半アディショナルタイム５分の最後の相手セットプレーのピンチでもクロスを冷静にキャッチし、ゴールに鍵をかけた。
これで出場６戦目で初の無失点試合を達成。終始攻め込まれる劣勢の中で、価値ある引き分けに持ち込んだ。