Infoseek 楽天

鈴木愛理出演ミュージカル「SIX」に「気張らず、元気をもらいにきて」とPR

スポーツ報知 2024年10月7日 14時7分

 歌手で女優の元[「℃―ute」鈴木愛理が7日、大阪市内で出演ミュージカル「SIX」のPR会見に出席した。

 英国史上もっとも有名な暴君ヘンリー8世の元妻たち王妃6人がマイクを握り、パワフルなガールズバンドを結成。「誰が一番このバンドの主役にふさわしいのか」を歌い、競い合うミュージカル。ハワード役を、豊原江理佳とダブルキャストで務める鈴木は「過去につらい恋愛をして、真実の愛を求め続けて、ヘンリー8世のことも心から信頼して愛していたけど…っていう、心に傷を負いながらも本当の意味で自分を大切にすることに気づいていく。そういう繊細な感情を表現できたら」と意欲的だった。

 ミュージカルについては「見るのは好き。出演するのは約20年ぶりです」と、もっぱら客席にいる側だった。今作もYouTubeで見て、音楽性、エンタメ性など、各国のパフォーマンスを見て衝撃を受けたという。「どの国のバージョンもすごくて。この世界に入ってみたいなと思っている時にオーディションがあるって聞いて、好きがあふれている状態のままオーディションに行きました」と、ハワード役を勝ち取った。

 ダブルキャストも新鮮で、豊原とは意見交換もしたいと熱望。「ハワードは一見すごくやんちゃで、派手で、強い自分のマインドを持っている女性っていう印象が一番最初に入ってくるけど、実は自分にしかわからない寂しさや、苦労、意外と深い傷を負っているような女の子。二人の角度から見ると、パワーもより濃厚になっていくのでは」とワクワクしている。

 ヘンリー8世について、事前に知っていればより深く作品を知ることができるが、知らなくても楽しめるパワーを力説。「ロンドンで観劇した時はみんな最後踊っているんです。気張らず、元気をもらいにいこうという気持ちで見てもらえたら。一緒に盛り上がれるぐらいのパワーを届けられたらいいなって思っています」と力強く宣言した。

 大阪公演は来年3月7日~16日まで、梅田芸術劇場シアター・ドラマシティで上演される。出演者は日程によって異なるため、キャストスケジュールは公演サイトで確認できる。

この記事の関連ニュース