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ファンの暴挙に両軍から不満爆発 ドジャース指揮官「2度と見たくない」、パドレス主砲「感情を…」

スポーツ報知 2024年10月7日 14時8分

◆米大リーグ・地区シリーズ第2戦 ドジャース2―10パドレス(6日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が6日(日本時間7日)、地区シリーズ(3戦先勝)第2戦の本拠地・パドレス戦に「1番・指名打者」でフル出場し、先発したダルビッシュ有投手(38)に3打数無安打と抑え込まれるなど4打数無安打でドジャースも敗れ、対戦成績は1勝1敗となった。ダルビッシュは7回3安打1失点で勝ち投手になった。

 本拠地が200キロほどしか離れていない同地区のライバル対決。レギュラーシーズンから両チームの対戦時にはファンが相手選手に痛烈なブーイングをすることも珍しい光景ではないが、ドジャースファンの暴挙で後味の悪い試合になった。

 パドレスが3点をリードして迎えた7回のドジャースの攻撃前。スタンドからボールが左翼に投げ込まれたことで左翼手のプロファーが激怒したことをきっかけにファンから缶やペットボトルが投げ込まれる事態となったことで約8分間試合が中断する異例の事態になった。マウンドに上がりながら試合が中断したダルビッシュも「あんな事は経験したことがなかったので…」と振り返ったほどだった。

 結果的に大敗を喫したドジャースのロバーツ監督は「私はここ(ドジャースタジアム)で1000試合以上見てきたが、あんなことは見たことがない。多くの感情があるのはわかるが、あのようなことは絶対にあってはならないことだ。フィールドに野球ボールを投げた人は、警備員が連れだしたことは知っているが、そんなことは2度と見たくない」と怒りをにじませた。

 パドレスの主砲・タティスも右翼を守りながら背後から缶などが飛んだとあって「彼らがもう少し感情をコントロールして欲しい」と不満を口にしていた。

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