Infoseek 楽天

デビュー戦後に世界ランク入りのアマ3冠・吉良大弥 2戦目は10月31日に早くも8回戦

スポーツ報知 2024年10月9日 10時0分

 ◆プロボクシング ▽フライ級(50・8キロ以下)8回戦 吉良大弥―(31日、東京・後楽園ホール)

 アマチュア3冠の吉良大弥(志成)のプロ2戦目が決まった。志成ジムが9日、「LifeTime Boxing Fights 24」(31日、東京・後楽園ホール)でベネズエラ・フライ級4位のオルランド・ピノ(ベネズエラ)と対戦すると発表した。2戦目にしてA級(8回戦)で戦うことも決まった。

 吉良は奈良・王寺工高時代にアジアジュニア選手権50キロ級、高校選抜、高校総体で優勝。東農大に進んだが、プロ志向が強く、今年のパリ五輪出場への道が断たれたことで2年で中退し、プロの道に進んだ。

 6月のデビュー戦ではコムサン・カエウルエアン(タイ)相手に1回KO勝利した。わずか118秒での衝撃KOに「やりたいことを短い時間の中で凝縮してできた。100点です」と自画自賛した。さらに、「パウンドフォー・フォーパウンド(PFP、全階級を通じた最強ランキング)1位を目指している」と堂々と宣言。試合後にはわずか1試合にもかかわらずWBAの8月度ランキングから15位と世界ランク入りしている。

 2戦目の相手となるピノは昨年8月、元WBA世界ミニマム級(47・6キロ以下)レギュラー王者のエリック・ロサ(ドミニカ共和国)と対戦。8回終了後に棄権しTKO負けしている。

 戦績は21歳の吉良が1勝(1KO)、ピノが15勝(9KO)2敗。

この記事の関連ニュース