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役所広司が「八犬伝」舞台あいさつで吉本新喜劇へ憧れ「転ぶところを生で見てみたい」

スポーツ報知 2024年10月7日 21時9分

 俳優の役所広司が7日、大阪市内で主演映画「八犬伝」(25日公開、曽利文彦監督)の舞台あいさつ付きプレミア上映会に、共演の土屋太鳳と出席した。

 山田風太郎氏の同名小説を映画化。里見家の呪いを解くため運命に引き寄せられた8人の剣士たちの戦いをダイナミックに描く“虚構”パートと、江戸時代の作家・滝沢馬琴の創作の真髄(しんずい)に迫る“実話”パートが交錯するストーリー。【実】パートの滝沢馬琴を演じた役所は「メイク、扮装(ふんそう)に3時間くらいかかりまして、それに助けられた部分もあったのですが、暗いうちから(葛飾北斎役の)内野(聖陽)君と一緒に並んでメイクをしたのが大変でした」とにこやかに語った。また【虚】パートで、伏姫を演じた土屋は「(飼い犬の)八房役が助監督さんだったので、気持ちを込めるのが大変でした」と明かし、観客を驚かせた。

 役所は大阪のイメージとして「笑いに厳しい所」と苦笑い。内野とのコミカルなシーンで笑いが起きていたことにホッとした表情を見せつつ、大阪で行きたい場所に「(なんばグランド)花月です。転ぶところを生で見てみたい」と笑いにも貪欲な姿勢をみせた。土屋は「弟の舞台で天王寺のすごさを知ったのと、子どももいるので、天王寺動物園かな。免疫をつけてもらいたい」とママの顔ものぞかせた。

 今作は親子の愛情も重要なキーワード。役所は「愛する一人息子の宗白が体を壊して弱っていく、そのホームドラマは印象に残っています。磯村(勇斗)君が撮影中にかなり過酷な減量をしていて、本当につらい思いでした」と振り返った。

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