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大谷翔平がリーグ最高の打者「ハンク・アーロン賞」の最終候補入り 史上初移籍しての2年連続受賞なるか

スポーツ報知 2024年10月8日 5時8分

 米大リーグ機構(MLB)は7日(日本時間8日)、各リーグで傑出した打者をファン投票などで選ぶ「ハンク・アーロン賞」の最終候補を発表し、ドジャース・大谷翔平投手(30)が、ナ・リーグの最終候補10人の中に入った。ナ・リーグの最終候補には同僚のフリーマン、フィリーズのハーパーら過去に受賞経験のある選手も入った。

 ハンク・アーロンは1950年代から70年代にかけて通算755本塁打を放ち、首位打者にも2度輝いたメジャーのスーパースター。アーロンがベーブ・ルースを超える通算本塁打新記録を樹立して30年がたった1999年に新設された勝で、同賞はパワーに加え、確実性も要求される。

 大谷は21、22年は最終候補入りしながら21年はゲレロ(ブルージェイズ)、22年はジャッジ(ヤンキース)に届かなかったが、昨年初受賞。2年連続受賞となれば18、19年のイエリチ(ブルワーズ)以来で、移籍をしての2年連続受賞は史上初となった。

 今季の大谷は自己最多54本塁打、130打点で2冠王に輝いただけでなく、打率3割1分、59盗塁もリーグ2位と、主要打撃部門ではほぼ全ての部門で上位に入る大活躍を見せた。日本人初のトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)をマークしただけでなく、史上6人目の「40―40」(40本塁打、40盗塁)を達成し、史上初の「50―50」を達成して最終的には「54―59」まで数字を伸ばして、2年連続での受賞は濃厚。投票などで決まり、11月14日(同15日)に発表される。両リーグの最終候補選手は以下の通り。(アルファベット順)

 【ナ・リーグ】

コントレラス(ブルワーズ)、デラクルス(レッズ)、フリーマン(ドジャース)、ハーパー(フィリーズ)、リンドア(メッツ)、マルテ(ダイヤモンドバックス)、メリル(パドレス)、大谷(ドジャース)、オズナ(ブレーブス)、シュワバー(フィリーズ)

 【ア・リーグ】

アルバレス(アストロズ)、デュラン(レッドソックス)、ゲレロ(ブルージェイズ)、ヘンダーソン(オリオールズ)、ジャッジ(ヤンキース)、ラミレス(ガーディアンズ)、ルーカー(アスレチックス)、サンタンダー(オリオールズ)、ソト(ヤンキース)、ウィット(ロイヤルズ)

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