６日（日本時間７日）に行われたドジャースとパドレスの地区シリーズ第２戦での遺恨が、大リーグ機構を巻き込んでの事態に発展した。
米情報サイト「ジアスレチック」のＦ・アルダヤ記者が、ドジャースのロバーツ監督めがけて、パドレスのマチャド内野手がイニング間にボールを投げた件について、ビデオをＭＬＢに送付したと７日（同８日）にＸ（旧ツイッター）にポストした。
ドジャースとパドレスによる地区シリーズ第３戦は８日（日本時間９日）、場所をパドレスの本拠サンディエゴに移して開催される。７日（同８日）にはペトコパークで前日練習などが行われ、ドジャースのロバーツ監督が記者会見に出席した。
同監督はその席でイニング間にボール回しを終えた三塁手のマチャドが、三塁側のドジャースベンチへ向け投げていたことを確認したと明らかにした。フェンスの裏側で目を離していたロバーツ監督はその瞬間は気付いていなかったが、映像で確認したという。数年前からマチャドとの関係が良くなかったというロバーツ監督は「もし私が狙われていたのなら、かなり失礼だと思う」と憤りを隠さなかった。