女優の藤間爽子が８日、都内で行われた読売テレビ「つづ井さん」（１０日スタート、木曜・深夜０時５９分）の記者会見に出席した。
シリーズ累計９０万部突破の、つづ井さんの人気エッセーコミックが原作。筋金入りの“オタク女子”つづ井さんと、“前世からの”友達が繰り広げる推し活ライフをつづった作品。
つづ井さん役の藤間は「うれしかったです。声を出すほど笑ったし、実際に（劇中の内容が）繰り広げられているのが衝撃で。５人の仲の良さ、温かさが漫画から伝わったので、ドラマでも出せたらと思いました」。テレビドラマ初主演に「最初は緊張というか、プレッシャーを感じていたけど、主演とは考えず、ただただ楽しんでいました」と振り返った。
現場ではキャラクターを意識しすぎず、「楽しんでやればいい」と言い聞かせて臨んだ。「自分がこの現場で一番楽しんでやろう、と思って臨みました」と話した。
オカザキさん役の谷まりあは「とにかく毎日、爆笑の嵐。とにかく笑っていましたね」。玄関を開けて家に飛び込むシーンで、ドアを開けられずに、そのまま顔面を強打。「勢いがすごすぎて、思いきり（扉に）バーンとぶつけて（笑い）。（おでこに、たんこぶができて）撮影を１５分ほどストップさせてしまいました」とはにかんだ。
〇…公の場に出る時の“正装”、犬の着ぐるみをかぶって登場した原作の、つづ井さんは「今日はかわいい姿と、声でよろしくお願いします」とあいさつ。「私にとって、究極の内輪ネタを書いて、結果的に世に出て、という認識です。（実写ドラマ化は）ここまでたくさんの人に関わってもらうんだ、という（私にとっての）チャレンジ。勇気を出してお受けした感じです」と話した。