第７節を終了して２勝２分３敗でリーグ１４位に沈み、今季の開幕ダッシュに失敗したマンチェスターＵのテン・ハグ監督の去就を巡り、英メディアが真っ二つに割れた。
英高級紙「ザ・ガーディアン」は１０月８日にロンドンで行われるとされる経営陣の会議でテン・ハグ監督の去就が決定されるという。ここで解任が決まった場合、現在の助監督であり、ファーガソン監督時代のエースだった元オランダ代表ＦＷルート・ファン・ニステルローイ氏（４８）が代行監督としてチームを率いる形が有力と報じた。
また地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は今夏に招へいのうわさがあった前バイエルン・ミュンヘン監督のトーマス・トゥヘル氏（５１）の招へいが「再燃する」と報道した。
一方、米スポーツテレビ局の「ＥＳＰＮ」電子版は一転してテン・ハグ監督の続投を予言。同局はマンチェスターＵ内のソースから”長期的な展望からテン・ハグ監督続投”の情報を得たとして、５４歳オランダ人監督が１０月の代表戦ウィーク後も指揮を執るという見方を強めている。