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上三川ボーイズ、投打がっちりでV 阿部朔久は打率7割超え 左腕・佐藤蒼大が台頭…東日本選抜大会予選

スポーツ報知 2024年10月9日 7時0分

◆第36回日本少年野球東日本選抜大会 栃木県支部予選(第23回秋季大会) ▽決勝 上三川ボーイズ7―0栃木ボーイズ=5回コールド=(9月28日・田沼グリーンスポーツセンター野球場)

 2年生以下の新チームで秋の東日本ブロック王者を決める第36回東日本選抜大会(10月12~14日・白河グリーンスタジアムほか)の支部予選が各地で行われ出場32チームが決まった。栃木(出場枠2)では上三川ボーイズが栃木ボーイズを下して優勝。

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 鋭くコンパクトに振り抜いた。11安打中、長打は二塁打1本。上三川がマシンガン打線で優勝を飾った。

 臼井康宏監督(50)は「強い打球を逆方向にしっかり打ってくれた」と評価。キーマンは3番の阿部だ。初回1死三塁で右前に先制タイムリーを放つと、3回無死二塁では打ち上げた飛球が左翼前にポトリと落ち、二塁走者・生井が好走塁で生還。4回無死満塁では中前に2点打。3打数3安打4打点とヒットメーカーだ。

 阿部は「いいイメージで打てている」とニンマリ。打席で背筋が丸くなることに気づき、構えの際に後ろにのけぞるルーチンを考案、しっかりとボールが見えるようになった。準々決勝の大田原戦で4打数4安打を放つなど、4試合で11打数8安打、打率7割2分7厘と大当たりだ。

 投げては左腕・佐藤が4回2死までノーヒットピッチング。4回1安打無失点と好投すると、古口にスイッチ。5回を無失点リレーで締めた。「成長してほしいので先発させた」と4戦中3戦に先発起用した指揮官の期待に左腕は「コースにしっかり投げ分けられた。ストライク先行の理想的な投球ができた」。憧れのカブス・今永にならいテンポよく投げ込んだ。昨年に続き優勝で乗り込む東日本選抜大会で躍進を目指す。

 【上三川ボーイズ・登録メンバー】※は主将

 ▽2年生 ※大貫孝介、佐藤蒼大、松田優乃心、山口侑正、小室琉偉、生井蒼士、阿部朔久、大島琉太、山野井大翔、大島基以、石原誠史郎、久野真之介、平原誠大、齋藤穰、吉田想空、大石颯希、大嶋康幹、大金宗司、生井龍、加藤心、古口諒、国府田侑利

 ▽1年生 大島慶也、飯嶋晟倭、北條智紀

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