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ドジャース突破王手なるか 大谷翔平2戦ぶり本塁打へ「1番DH」スタメン…トラブル続出でバチバチ対決に

スポーツ報知 2024年10月9日 6時30分

◆米大リーグ、地区シリーズ パドレス―ドジャース(8日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が8日(日本時間9日午前10時8分開始予定)、1勝1敗のタイで迎える地区シリーズ第3戦の敵地・パドレス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。勝ったチームが地区シリーズ突破、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかける一戦だ。

 大谷はメジャー7年目にしてポストシーズンに初出場。5日(同6日)の第1戦では、2打席目に同点3ランを放つなど、2安打3打点の活躍を見せて7―5でチームの逆転勝利に貢献し「終始ただただ楽しいゲームだった」と、大舞台の戦いの味をかみしめていた。第2戦は、ダルビッシュ有投手(38)の前に3打席沈黙するなど4打数無安打でチームも2―10と大敗。レギュラーシーズンから続いていた連続試合安打が「13」で止まったが、2試合ぶりの安打、本塁打に期待がかかる。

 パドレスの先発はM・キング投手(29)。ヤンキースから加入した今季、本格的に先発に転向し13勝9敗、防御率2・95の成績を残した。1日(同2日)のワイルドカード第1戦・ブレーブス戦の先発にも抜てきされて、7回5安打無失点12奪三振の快投を見せてチームを勝利に導いた。大谷はこれまで3本塁打を放つなど、14打数6安打の打率4割2分9厘と得意にして、今季も4月12日(同13日)に日本人歴代最多の松井秀喜に並ぶ米通算175号という節目の一発を放った。同日に日米通算1000安打もマークし、9打数4安打の打率4割4分4厘。キングは前日7日(同8日)に、ダルビッシュから大谷攻略法を聞く考えを明らかにしていた。

 ドジャースタジアムで行われた第2戦では、ドジャース先発・フラーティのタティスへの死球をきっかけに、マチャドが三塁からベンチのロバーツ監督目がけてボールを投げた疑いが浮上。ファンとパドレス左翼手のプロファーが口論になってスタンドから物が投げ込まれて試合が約8分間中断するなど、遺恨を残した。第3戦はロサンゼルス在住のファンはチケット購入制限がかかるなどされているといい、ドジャースにとってみれば完全アウェーでの戦いになりそうだ。

 大谷のポストシーズンの全打席結果は以下の通り。

 【大谷のポストシーズン】

 ▽第1戦(5日=日本時間6日・ドジャースタジアム) 左飛、右本〈3〉、中安、空三振、空三振

 ▽第2戦(6日=同7日・ドジャースタジアム) 空三振、一ゴ、投ゴ、空三振

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