J1鹿島は9日、中後雅喜コーチ(42)が監督に就任すると発表した。
中後氏はクラブを通じて「まずはチームのために走る、戦うという、クラブが今まで大切にしてきた基礎を改めて徹底し、全員が同じ方向を向いて戦うために意識を合わせていきたいと思います。どんな状況でも勝利を目指し、一体感を発揮することがアントラーズの伝統であり、強みなので、自分たちにフォーカスしながら、ファン・サポーターの皆様とともに今シーズン残り6試合を勝利のために戦っていきます。応援、よろしくお願いします」とコメントした。
クラブは6日に就任1年目のランコ・ポポヴィッチ監督(57)の解任を発表した。クラブOBで、今季からトップチームコーチを務めてきた中後氏が指揮する。クラブは来季以降に向け、川崎の鬼木達監督(50)らを候補とするOB路線を軸に、外国人監督の起用も視野に入れながら後任人事を進めていく方針。