Ｊ１鹿島は９日、本山雅志アカデミースカウト、クラブＯＢの羽田憲司氏がトップチームのコーチに就任すると発表した。本山コーチは引き続き、アカデミースカウトも兼務する。
本山氏は「中後監督のサポートとともに、監督と選手の橋渡し役になることが求められるので、コーチとしての役割をしっかり果たせるよう頑張ります。アカデミースカウトと兼務にはなりますが、アントラーズの勝利に貢献するため、自分の持っているすべてを捧げたいと思います」とコメントした。
パリ五輪日本代表でコーチを務めた羽田氏は、１７～１９年に大岩剛元監督の下でコーチを務めた鹿島に約５年ぶりの復帰となる。「今シーズンも残り６試合というタイミングですが、最後まで監督、選手を支え、クラブのため、勝利のために、全力を尽くします。アントラーズファミリー全員で戦いましょう」とコメントした。
鹿島は６日に就任１年目のランコ・ポポヴィッチ監督の解任を発表。クラブＯＢで今季からトップチームコーチを務めてきた中後雅喜氏が監督に就任すると、この日発表した。