◆みやざきフェニックス・リーグ 巨人―オリックス(9日・サンマリン)
巨人の戸郷翔征投手が9日、先発し、4回2安打1失点、3奪三振で降板した。最速は球場の表示で150キロだった。
この日はクライマックス・シリーズに合わせて調整登板。初回2死から杉沢に四球を与えたが4番・内藤を空振り三振に仕留めるなど無失点投球。2、3回は3者凡退となった。
3―0で迎えた4回には先頭の大里に中前安打を浴びて、続く杉沢の左中間の適時二塁打を浴びたが後続を断ち切った。5回から2番手・菅野が登板した。
戸郷は今季、26試合、両リーグトップの180イニングを投げて自己最多タイの12勝8敗、防御率1・95とチームを支え、リーグ優勝に貢献。16日から始まるクライマックス・シリーズ最終ステージ初戦の先発を託される予定となっている。