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鹿島FW鈴木優磨「また常勝になっていけるか。本当に岐路に立ってる」 監督交代の責任を痛感

スポーツ報知 2024年10月9日 14時55分

 J1鹿島は9日、コーチから昇格した中後雅喜新監督が就任した新体制で初練習を茨城・鹿嶋市内で行った。

 チームはリーグ戦では32試合15勝8分け9敗で4位につけるが、ルヴァン杯(プレーオフラウンド)、天皇杯(8強)はすでに敗退。6日に就任1年目のポポヴィッチ監督の解任を発表した。中後コーチが新監督、本山雅志氏と羽田憲司氏もトップチームの新コーチに就任した。

 初練習を終えたFW鈴木優磨は「選手の責任がまず一番あるんで、そこは申し訳ないなと思います」。この日は中後新監督からミーティングで「もう一回、優勝も狙えるチャンスも少なからずあるから、ここから6試合みんなで戦っていこう」と話があったと明かし、「中さんはサッカーよく見ていて、鹿島を知ってる方なので、鹿島らしさはまた出してくるんじゃないかなと思います」と話した。

 直近5年で5度目の監督交代に見舞われた。鈴木は「選手の責任はまずあるので、僕らも監督が変わるたびに思います。僕たちがやることはピッチでやるしかないので、そこはあまり変わらない。クラブとしても本当に岐路に立っているというか、ここからまた常勝になっていけるのかっていう難しい場面であるのは変わりないと思います」と神妙に語った。

 リーグ残り6戦。次戦の19日・福岡戦(カシマ)に向けて新体制で立て直しを図る。鈴木は「鹿島らしさであるとか、チーム一丸となって戦う部分を毎回みんなよく話してる。チームで守備、攻撃でやるべきことは、時間はあまり多くないけど、この1週空いたタイミングでしっかりみんなに共有して、この6試合をいい形で終えられるようにみんなで頑張っていきたい」と決意を込めた。

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