女優の鳳恵弥(おおとり・えみ)が脚本、演出を手がける舞台「まいっちんぐマンガ道~明日への扉~」の公開リハーサルが9日、東京・新宿区のサンモールスタジオで行われた。
1980年に連載がスタートし、大ヒットした漫画「まいっちんぐマチコ先生」の原作者・えびはら武司氏の半生を描いた物語。鳳は「5月に逝去された唐十郎先生が『演劇は青春だ』との言葉を残された。先生の言ったその一言が、今でも青春を生きられてる方なんだと思った。演劇を生業(なりわい)にしている以上、明日も青春を生きていこうと思っていただければ役者みょうりにつきる」と舞台に込めた思いを明かした。
リハーサルを見たえびはら氏は「当時のことを忠実にやっていただいた」と感謝。「一つもうそが入ってないし、いい脚本にしていただいてありがたい」と太鼓判を押した。