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【高校野球】エスコン開催の収益還元へ 11月に北海道・東北地区の交流試合実施決定 来年はドーム開催も検討

スポーツ報知 2024年10月9日 17時19分

 北海道高野連は9日、11月3、4日に福島県のヨークいわきスタジアムで「第1回北海道・東北地区高校野球交流試合」を開催すると発表した。

 本州の学校と比べて他都府県との交流が少ないことから、道内トップ層の強化を目的に3年ほど前から計画が練られてきた。初回となる今年度は、秋季北海道大会の準優勝校と優勝校に準決勝で敗れた2校、東北からは開催地の福島県から1校、秋季東北大会出場校から1校の計4校で全4試合を実施し、未就学児から小学生低学年対象の普及、振興活動も行う。

 北海道代表2校の遠征費約500万円は、全額北海道高野連が負担する。昨年から夏は一部の試合がエスコンフィールド、秋は北海道大会の全試合が札幌ドーム(現・大和ハウスプレミストドーム)で開催されるようになり、昨年度の収入は予算の倍に当たる約8740万円を計上。第一弾として春に実施した全加盟校への新基準バットなどの野球用具配布に続き、第二弾として交流試合を開催する。

 来年度以降も実施する方針で、横山専務理事は「来年は北海道での開催も考えていて、札幌ドームで実施する可能性もある。子供たちが頑張ってお客さんが球場に来てくれたので、(収益を)還元していきたい」と話した。

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