■乗客71人で満員
大日本プロレスがこのほど、清水港で〝日本初〟の「プロレスクルージング」を開催した。午後5時に3階建ての観光船を貸し切って出港。レスラーが次々に乱入する「ランブルマッチ」で、客室外側の通路やファンが座るテーブルなど各所で選手14人が暴れまくる展開に大盛り上がり。最後は大雨が降る中、屋上デッキになだれ込み、BJW認定世界ストロングヘビー級王者・青木優也が勝利を収めた。
主催した大日本プロレスによると、プロレス界では前例のない航行する船を貸し切って、マットを敷かない状況での試合。前売りが大人1万1000円という価格設定ながら満員の71人が乗船し、試合後にはファンミーティングも行われた。無事に試合を終えた同団体の担当者は「あいにくの雨でイルカも景色も見れなかったので、次回こそリベンジしたい。プロレスは場所もお客様も選ばず、見たら必ず楽しんでいただけるものです」と今後の開催をアピールした。