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ボーフムに移籍のMF三好康児「W杯が一番の夢。もう一度代表に」堂安律、久保建英の存在も刺激に

スポーツ報知 2024年10月9日 22時45分

 今季よりドイツ1部ボーフムに加入した元日本代表MF三好康児(27)が9日、日本メディアのオンライン取材に応じ「W杯に出ることが一番の夢。高いレベルで結果を残して、もう一度代表に行きたい」と、約3年間遠ざかっている代表への復帰を目標に掲げた。

 昨季は英2部相当のチャンピオンシップ・バーミンガムで6ゴールと結果を残し、今季はドイツ1部へのステップアップを果たした。英2部とドイツ1部の違いを、まだ出場した3試合のみの感想と前置きした上で「選手個々のクオリティーは、今までのどこのリーグより高い」と表現。「ただイギリスに比べると、試合のテンポの部分はボールを握る中では激しくないというか、コントロールされた試合が多いのかな、という印象があります」と続けた。

 チャンピオンシップでは試合数の多さ、インテンシティーの高さを経験。「すごく成長できた実感がある」と語る。さらなる成長を求めてやってきたボーフムでは、加入が8月30日と移籍期限の最終日となったこともあり、まだ加入から約1か月あまりで出場は3試合(先発1試合)で無得点。チームはここまで6試合で1分け5敗と最下位に沈む。昨季までFW浅野、かつてはMF小野伸二ら日本人が在籍してきたクラブで「1部に残留することが目標なので、そこにしっかりと貢献したい」と話した。

 日本代表復帰を目指す上では、ポジションが重なる左利きのアタッカーとして、MF堂安律、久保建英の存在が立ちはだかる。「年下とか関係なく、大きな舞台で結果を残し続けていることには尊敬しかない。ただそれと同時に、自分も負けていられない、という気持ちを常に駆り立ててくれる存在でもあります」と明かした。その上で「結局は自分次第。彼らふたりがいても、自分に実力があって結果を出し続ければ、一緒にプレーする可能性だってある。矢印は常に自分に向けています」とうなずいた三好。W杯という目標に向け、今はドイツの地で自らを磨き続けるつもりだ。

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