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逆転満塁本塁打のメッツ・リンドア「これが我々が望んだもの」 本当はPS球団史上3本目のグランドスラム

スポーツ報知 2024年10月10日 10時16分

◆米大リーグ・地区シリーズ メッツ4―1フィリーズ(9日 米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 メッツが9日(日本時間10日)、フィリーズとの地区シリーズ第4戦、6回に切り込み隊長リンドアのグランドスラムで逆転し4―1で勝利。対戦成績3勝1敗で2015年以来9年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 ナ・リーグのMVP候補にも一時挙がっていたリンドアの一振りが試合を決めた。フィリーズ1点リードで迎えた6回1死満塁から1番リンドアが代わったばかりのエステベスのカウント2―1からの外角の直球をとらえると、打球は22度のライナーで右中間スタンドに一直線。176キロの打球速度で飛距離121メートルのグランドスラム、本拠のシティフィールドが大きく揺れるほどの大歓声にリンドアは悠々とダイヤモンドを一周、一塁側メッツナインは狂喜乱舞の一発となった。

 米大リーグ公式サイトによればリンドアは「これが私が望んでいたもの。私がここ(メッツ)に来たのは、勝つ野球をするため、そしてワールドシリーズ優勝を目指す機会を得るためだ。我々は登り続けなければならない」と話した。

 1999年ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第1戦のアルフォンゾ以来メッツ史上、ポストシーズン2本目のグランドラム。ただ、同年のブレーブスとの優勝決定シリーズ第5戦、延長15回に満塁でベンチュラが右中間越えに叩き込んだが、一塁走者が喜んでベンチュラに抱きついたために、サヨナラ満塁本塁打が取り消され、サヨナラ単打になったことがある。

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