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谷藤海咲「今までの経験通ずる」 昨年までアイドル→朝ドラ「おむすび」でギャル・タマッチ役

スポーツ報知 2024年10月11日 10時0分

 NHK連続テレビ小説「おむすび」(月~土曜・前8時)で、ギャルサークル「博多ギャル連合(通称・ハギャレン)」のメンバー・タマッチこと佐藤珠子役を演じている女優の谷藤海咲(25)がこのほど、スポーツ報知の取材に応じた。

 橋本環奈(25)演じるヒロイン・米田結が福岡・糸島で出会うハギャレンのメンバーは、過去最大規模の若手オーディションによって選出。タマッチはパラパラダンスのリーダー的存在で、8日の放送では結にテストを課し「一日でも早く踊れるようになり」とハッパをかけた。「曲がっていることが許せないキャラクター。一見強めに見えますが、自分の信じているものや仲間を大事にする、まっすぐな子」と語る。

 谷藤は昨年までアイドルグループ「KissBee」に在籍。劇中ではダンスシーンも多いが「一番パラパラに熱量を持っているキャラクターだと思ったので、練習は頑張りました。パラパラとアイドルのダンスはもちろん違いますが、今までやってきた経験にも通ずる部分がある」と振り返る。

 パラパラ練習では「指は90度、肘は曲げず手は180度」と極意を習得。メンバーとは練習や撮影を通じて絆が生まれ、ハギャレンが糸島のお祭りに出演する場面のギャルメイク写真を今でもスマホの待ち受けにしている。「友達に『何これ? めっちゃギャルやん』と言われます(笑い)。つけ爪とかまつげとかメイクすると自然とギャルの立ち居振る舞いになっちゃう」と笑みをみせた。

 18日からは伊藤歌歩(27)とのダブル主演舞台「not only you but also me」(27日まで、東京・中野の劇場MOMO)も開幕する。飛び降り自殺の巻き添え事故の「それまで」「その後」が描かれる作品で、谷藤は同作でも女子高生役。「『境界線』がテーマ。ディスカッションしながら作りあげていけたら」と話す。

 アイドルを卒業し1年。「まだ今は風の流れに身を任せている状態」と自己分析するが「やったことないことをやるのが好き。引き出しは開けているので、たくさん入れてもらえたら」と、まだ見ぬ未来の自分に思いをはせた。(宮路 美穂)

 ◆谷藤 海咲(たにふじ・みさき)

 ▼生まれと経歴 1999年9月22日、東京都出身。芸能活動の傍ら、Z世代のマーケティングなどを手がける「zzz.inc.(ねむインク)」の代表という一面も

 ▼ダンスは小1から 幼少期は人見知り。「ダンスを始めて、ステージが楽しくなって目立ちたがり屋に進化しました」

 ▼アイドル時代 「KissBee」では主にMC担当。女優を目指し卒業したが「ファンの方に生のお芝居を見てもらいたい」と今でも思いは強い

 ▼休日の過ごし方 予定がなければインドア派。「YouTubeのゲーム実況をよく見ます」

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