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オーストラリア代表FWが狙う森保ジャパンの“弱点”「しっかり攻撃していきたい」15日に埼スタで激突

スポーツ報知 2024年10月11日 5時30分

 サッカー日本代表は15日、オーストラリア代表と埼玉スタジアムで対戦する。W杯アジア最終予選では5大会連続同組で、前回22年カタールW杯予選では日本が2戦2勝。この2試合にともに途中出場し、今回もオーストラリア代表に名を連ねる同代表FWミッチェル・デューク(33)=町田=は「世界でもトップ10に入る力を持っている」と日本を称賛。MF三笘薫(27)=ブライトン=への警戒心を強めた一方で、日本の“弱点”についても言及した。なお、トニー・ポポビッチ新監督(51)の初陣となったオーストラリアは、10日にホームで中国に3―1。3戦目で最終予選初白星を挙げた。

 清水、岡山、町田と渡り歩き、Jリーグでは今季で計8シーズン目となるデュークは、サッカールーズ(オーストラリア代表の愛称)でも一番の“日本通”。まずは、歴代最強と言われる日本への称賛を惜しまなかった。

 「日本は今、世界でもトップ10に入る力を持っていると思います。(前回W杯ではドイツやスペインの)大国にもしっかり勝っている。成長していると思います」

 日本で最も警戒する選手には、迷わず「ミトマ」を挙げた。前回のアジア最終予選・22年3月24日にオーストラリアのホームで対戦し、0―0の後半39分に途中出場した三笘に、後半44分、そしてアディショナルタイムに2得点を許して敗れた。

 「スピードもキレもある。走らせると一番怖い選手。我々はフィジカルが強いですが、切り返しや素早さには弱い感覚はあるので」

 オーストラリア代表は、最終予選の開幕から2試合で1分け1敗と結果を出せなかったアーノルド監督(61)が退任し、ポポビッチ監督(51)が就任。新監督とは過去に仕事をした経験はないが、186センチの高さを武器とするデュークは、自身がどういう役割を担うかは明確だ。

 「前回対戦の感覚では、日本はロングボールを嫌がっていた感じがします。私が出れば、そこはしっかり攻撃していきたいですね」

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