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【阪神】自己最多13勝の25歳がCSで中5日解禁も 12日DeNA戦から18日巨人戦に向かうプランが浮上

スポーツ報知 2024年10月11日 5時0分

 阪神・才木浩人投手(25)に“リミッター解除”の中5日が解禁される可能性があることが10日、分かった。12日のCS第1S初戦のDeNA戦(甲子園)に先発予定の右腕が、18日の最終S第3戦・巨人戦(東京D)へ向かうプランが浮上。安藤投手コーチは「中5日はある」と示唆。右腕も「もちろんいけるように」と意欲を見せた。

 才木は20年オフに右肘内側側副じん帯再建術(トミー・ジョン手術)を経験。肩、肘の回復を考慮され、これまで先発登板は全て中6日以上だ。今季のチームも全投手が中6日以上で先発。豊富な先発の手駒を生かした運用だが、ポストシーズンとなれば話は変わる。仮に最終S連敗スタートとなれば、18日は負ければ終わりの崖っぷち。今季6度の連敗ストップ経験を持つエース格を前倒しで投入する算段だ。

 この日、才木は甲子園で行われた投手指名練習に参加。マウンドでは球審も参戦する異例の“実戦モード”の中、21球を投じた。「準備はしっかりしていきたい」。自己最多13勝を挙げるなど飛躍を遂げた8年目。大仕事は続く。(直川 響)

 〇…阪神・西勇が甲子園での投手指名練習に参加し、メジャー挑戦を表明した巨人・菅野への思いを明かした。両者は18年オフまで4年連続で合同自主トレを行った間柄。レギュラーシーズンでは通算6度の投げ合いで0勝1敗だが、宿敵が待つCS最終Sで直接対決する可能性が残されている。「寂しいけど、向こうに行くのは素晴らしいこと。活躍してほしい。最後にCSで投げ合えたら光栄。頑張りたい」と力を込めた。

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