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大谷翔平が感情をむき出しにする理由「チームを鼓舞するような」「それも含めて自分」 運命の第5戦前日会見

スポーツ報知 2024年10月11日 8時54分

 ドジャース・大谷翔平投手(30)が10日(日本時間11日)、11日(同12日)に行われる地区シリーズ第5戦の本拠地・パドレス戦を前にドジャースタジアムで全体練習を行い、会見に臨んだ。ここまで2勝2敗のタイ。第5戦に勝ったチームがメッツとのリーグ優勝決定シリーズに進む。

 メジャー7年目にしてようやくつかんだ初のポストシーズンの舞台。第1戦では第2打席で右翼へ同点3ランを放つなど、最大3点差の逆転勝ちに大きく貢献した。連敗で崖っぷちに立たされた敵地での第4戦では2回の右前適時打を含む3打数1安打1打点2四球でチームも8―0で大勝した。積極的な走塁はもちろん、塁上やベンチでも感情を爆発させ、大谷はド軍を鼓舞し続けている。

 感情をむき出しにする理由について聞かれると「長いシーズンの戦い方と短期決戦はやっぱり少し違うと思うので。フィールド上で多くの選手が感情的になる理由じゃないかなと思います」と大谷。「(自分自身に)ビックリはしてないですかね。それも含めて自分だとは思うので。感情的になることがいいとか悪いとかでなく、相手にリスペクトを持ちつつ、チームを鼓舞するようなそういう感情というのはいいんじゃないかなとは思いますね」と振り返った。

 その上で「(レギュラーシーズンとは)戦い方の違いはあると思います。あまり多く考えずに、自分のやることにまず徹したいなと思っていますし、チームとしてまず勝つことを大前提に、そこに対して自分がどれだけ貢献できるかというのを大事にしたい」と第5戦の必勝を誓った。パ軍先発は第2戦で大谷が3打数無安打、チームも7回まで1得点に封じられて敗れたダルビッシュ有投手(38)。親交の深い先輩を打ち崩して先に進む。

【大谷の地区シリーズ成績】(4試合、16打数4安打、打率2割5分、1本塁打、4打点、0盗塁)

 ▽第1戦 7〇5(5日=日本時間6日・ドジャースタジアム) 左飛、右本〈3〉、中安、空三振、空三振

 ▽第2戦 2●10(6日=同7日・ドジャースタジアム) 空三振、一ゴ、投ゴ、空三振

 ▽第3戦 5●6(8日=同9日・ペトコパーク) 空三振、中安、中飛、見三振

 ▽第4戦 8〇0(9日=同10日・ペトコパーク) 二ゴ、右安〈1〉、四球、四球、空三振

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