エコパを拠点に活動中の７人制女子ラグビーチーム「アザレア・セブン」の内野琴音主将（２５）とナタリヤ・コザチュク（２７）が１０日、静岡県庁を表敬訪問。７月に名誉顧問に就いた鈴木康友県知事にお礼と今後の活動報告を行った。２年連続出場を目指した国民スポーツ大会は東海予選２位で切符を逃してしまい、次は神戸ファストジャイロカップ（２０日）に出場する。
コザチュクはウクライナ代表として６月のヨーロッパ選手権（クロアチアなど）に出場し、「その経験を生かしたい」と話した。母国はロシアの侵攻を受けていて「メンバー全員が集まっての練習は２週間くらい。難しかったです」。成績も最下位の１２位だった。
戦況の悪化で２年前に静岡に移住し、１５人制にも挑戦中。来月の関西大会出場を予定しており、「７人制よりも複雑だけど楽しいです。頑張りたい」と意欲的だった。（里見 祐司）