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【西武】西口文也新監督が就任会見「身が引き締まる思いでいっぱい」

スポーツ報知 2024年10月11日 11時52分

 西武の西口文也新監督が11日、都内のホテルで就任会見を行った。

 「今は身が引き締まる思いでいっぱい」と緊張した面持ちを浮かべながら会見に臨んだ西口新監督は、「守備から入り、ゼロで抑える守りの野球が理想。そこに打線がかみ合うように、どうやって1点を取りにいくか考えてやっていきたい」と所信を表明した。

 西武は今季、就任2年目の松井監督が成績不振のため5月下旬から休養。渡辺GMが監督代行に就任して交流戦から指揮を執っていたが、球団ワーストの91敗を喫して最下位に終わった。飯田光男常務取締役球団本部長は「ファームの監督として最後の最後まで優勝争いをしてきた手腕を評価しました。勝ちにこだわった、戦う集団を作っていただきたい」と新監督に期待を込めた。

 西口監督は現役時代、西武一筋21年で通算182勝。15年限りで現役を引退し、22年からは2軍監督を務めている。

 また、ヘッドコーチにはソフトバンク、ロッテでコーチを歴任した鳥越裕介氏を招へいすることが正式に発表された。

 ◆西口 文也(にしぐち・ふみや)1972年9月26日、和歌山県生まれ、52歳。県和歌山商から立正大へ進み、94年ドラフト3位で西武入団。96年から7年連続で2ケタ勝利を記録し、97年、98年には最多勝を獲得してリーグ連覇に貢献。沢村賞を1度、獲得した。3度の〝ノーヒットノーラン未遂〟があった。436試合に登板し182勝118敗6セーブ、防御率3・73。182センチ、77キロ。右投右打。

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