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第5戦は先発? 中継ぎ? 山本由伸に関する質問が集中 ロバーツ監督の一問一答 球種バレも「大丈夫」

スポーツ報知 2024年10月11日 12時25分

 ドジャースのD・ロバーツ監督が10日(日本時間11日)、11日(同12日)に行われる地区シリーズ第5戦の本拠地・パドレス戦へ向けてドジャースタジアムで前日会見に臨んだが、先発投手は明かさなかった。

 ローテ通りなら、第1戦から中5日で山本由伸投手(26)が有力で、中4日のパ軍先発・ダルビッシュ有投手(38)とポストシーズン(PS)では初の日本人先発投手対決となる。しかし、山本は第1戦で3回5安打5失点の乱調。第2戦で先発したフラーティは第4戦ではブルペン待機し、試合後には第5戦での先発を見越してか、ブルペンで投球練習を行った。

 また、第4戦で成功した救援投手でつなぐ「ブルペンデー」の可能性も急浮上しており、最後まで最善策を模索する模様だ。この日の会見では山本に関する質問が集中した。主な一問一答は以下の通り。

―明日の先発プランは

「まだ最終決定をしていない。明らかに由伸はその一部になると思う。その場合はリリーフ陣をどう組むか。私はまだ分からない」

―山本が明日の『投手のプランの一部』だと言ったが、彼はブルペンの経験はあるのか。彼の前にオープナーを起用したりするのか

「そういうことを昨夜の試合後から我々は話し合っている。6人か7人のリリーフが投げられる状態なのでいい感覚を持っている。そこに由伸がどう入ってくるかについて考えているところだ。キャッチボールしている様子を見て、彼らがどう感じているかなどの情報を得てから、誰が先発して誰が矢面に立つかなどを決めたい。由伸は我々が頼んだことをやると私は思っている」

―明日がブルペンゲームという可能性は

「オプションとしてある。(昨日成功したので)ブルペンの自信を生かして、いいミックスをしてというのも考えられる」

―フラーティの明日のプランは

「彼も(投手たちの)一部になるだろう。どういうふうに起用されるかは私は分からないが、負けたら終わりの試合だから誰もがプランの一部になるべきだ」

―山本に関しては第1戦の時に浮上した球種がバレているのではないかという問題は解決したのか

「分からないようにしたと思う。彼ら(スタッフ)がスカウティングなどいい仕事をしてくれた。今の由伸に関して、私はとても心地よく感じている」

―このことは韓国でも、春キャンプでも話題になったが、なぜ再燃したのか

「彼はかなり離脱していたからだろう。かなり長い間休んでいて、その後4試合に登板したと思うが、我々はそれに気付いた。繰り返すが、これは彼らがやっていたことやスイングの一部だ。私たちはただ、それをよく観察し、全てが大丈夫だということを確認したかっただけだ」

―山本に何か変化があったのか、それとも普段はやらないようなことをやっていたのか

「両方だと思う。ただ、それを意識しているだけなので。もし自分が持っているかもしれない特定の傾向に気付いているなら、それを管理することができる。だから、どのような形であれ、私たちはそれをやるつもりだ」

―もし山本が明日リリーフ待機だとしても、彼は納得しているのか

「ああ、彼はとても心地よいと言っている。何が起ころうと、彼は明日にとてもエキサイトしている。この先どうなるかは分からない。私たちの唯一の焦点は明日であり、明日の失点を防ぐために最高の投手を見つけること、そして明日勝利するための最高のチャンスを与えてくれるラインアップを組むことだ」

―山本はパドレスによく打たれている。なぜ彼らは山本を打てると思うか

「韓国で先発した時のことを話すことは難しいが、私は制球の不足だと思う。彼の制球が悪い時は彼の投球は良くない。しかし、彼が球種を交ぜ、打者を攻撃している時は彼の投球は誰にも負けない。少しつまずいたり、カウントが悪くなった時が彼が良くない時だ」

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